南禅寺から、ほど近い禅林寺へ移動。
移動する道々、
股間に1円玉を乗せたコドモやら
狛犬ならぬ狛イノシシやら
塀の上に桃(バリエーション色々あり)やら
つらつら眺めながら山の方へ山の方へ。
これはなかなかうっそうとして素敵な・・・
しかしなぜに
この写真しかないのか?
外観図撮れよ自分・・・。
ちなみにここは龍の背中とかいう階段廊下。
迫る山に沿って、建物自体も起伏に富んでいます。
この左下方には水琴窟がありまして
ちょろちょろと水を流してみると
キン・・・ポターン・クヮン・・・・ピタン
と、地の底からかそけき幽玄の響きが。ふわあーー。
しばしイッた目でたたずむ2人。
そうそう、このお寺には「見返り阿弥陀」という
究極のロマンチックエピソードを持つ如来がいらっしゃるのです。
今は阿弥陀堂が工事中で、座敷(!?)に置かれていましたが
そのねじった首筋、ゆらりと差し上げた細い腕・・・
思っていたより素晴らしく優雅で見惚れました。
座ったり、立ったり、角度を変えたり
存分に堪能して名残惜しくも
・・・正直に言うと空腹に耐えられず、哲学の道方面に向かう。
途中で、「本日休みです」という看板をかけた
しかしどう見ても永久にお休みの喫茶店を発見。
花屋のワゴンにマスコットを乗せたまま古びて朽ちている。
そしてじめじめと暗い階段を下りると
閉ざされた門の向こうは、陶器の狸やら看板やらがごっそり置かれたまま。
どうしてしまったんでしょう?
そして回りは猫だらけ。