8/6(日)、ZEPP TOKYOにて。
浅井健一/the BIRTHDAY/大江慎也という
それぞれ過去に熱狂的ファンを有していたバンドにいた人たちのその後。
いやはや、開演前から熱気というか殆ど殺気が満ちた場内。
the BIRTHDAY :
すっきり短髪男前となったチバさんの声を久しぶりに聞いたら
しゃがれ方がはんぱなくなっていて
殆どホーミー。
曲は、メロウで暗いもの多し。
胸が打たれるにはまだまだかな。
そういえば「チバ×☆※△@qーーーーー!!!」と叫びまくる観客たちに
「be quiet!」と言ったのは誰だったんだろう(笑。
大江慎也(+池畑潤二+渡辺圭一) :
私はこの人のボーカルを初めて生で聞いたんですけど
フリーで不安定でおっさんくさくて
MCも呂律が回ってないというか殆ど聞き取れず
なのにすごいひきつけられる。パンクだよ!
浅井健一 :
ベンジー、頭がまた一回りでっかくなってる。
髪膨張しすぎ!
今日の編成はベースにドラムにバイオリン。
静かなギターにバイオリンが重なる前奏。
呟くようなボーカル。
今までいろいろぎゃーわー騒いだり踊ったりしていたのに
しんと静まる場内がさらに熱気を増すのはなぜだ。
彼の音の構成力は、ロックの範疇を超えていると思う。
同じ会場とは思えない・・・。
「みんなで・・・えーと、なんかしようぜ!」という
抽象的なMCの後、
悲鳴とともにものすごい熱狂が巻き起こったのは
ブランキーの曲だったからだろうか。
いやー・・・あらためて彼の音楽はすごいや。
まさに「危険すぎる」。そして美しすぎる。
いろいろ思いいれとかなんとかが(心中を)渦巻いていたせいもあるが
ひさしぶりにずっしり見応えのあるイベントでした。