10月15日(日)、新宿LOFTにて。
LOFTの30周年イベントタイマンライブ“ROCK OF AGES 2006”のひとつ。
フジファブがエンケンを指名したそうな。
■
遠藤賢司
ギターを凄い勢いでかき鳴らして『不滅の男』。
多分フジファブを見ようと前の方に詰めかけてた子らのドギモを抜き
「なんか、初めて見るって顔してるね。
かわいいなあー(笑。」
でもそんな若い子たちにいろいろ教えたい気持があるらしく
レコードやら落語やらたくさんたくさん「○○がいいよ」と教えてくれた。
多すぎて全部忘れた・・・(悲。
「おとといつくった曲です。まだ歌詞とかちゃんとできてないけど。」とやった曲が
ストレートに北朝鮮の核実験をテーマにした曲で
全編語りのような曲だったけれど
その語りが全然迷いやごまかしがなくて
とても完成してないとは思えない力強い曲でした。
「人を笑わせるって、すごいことだと思うんだよなー。
人類の歴史をすべて凝縮したものが詰まってると思う。
難しいことや哲学的なことを言うより、笑わせるのが一番えらいんだよ。
俺は、笑わせたいね。」
うん、確かにエンケンさんの話はおもしろい。
舘ひろしのサイン入りのレコードまで見せてくれたし(笑。
私の近くの女の子は、MCにウケて歌に歓声をあげて
エンケンさんがステージから去ってもいつまでも拍手してて
「えーーー!?こんな凄いのに
みんなあっさりしてるねえ~」と言っていて
その素直さにちょっとはっとさせられた。
エンケンさん見てたら、たまらなく清志郎さんの歌が聞きたくなったよ。
■
フジファブリック
キーボード金澤ダイスケ入院のため(顎関節症らしい)
本日はギターバンド!
最初は久しぶりの『花屋の娘』だったが
明らかにサウンドが違う!
薄い!
間奏がしょぼい(爆!
金澤くーん!君がいないとダメだよ~~!
まーこんなフジファブも珍しくていいか、と思ってたら
中盤の『打ち上げ花火』がジャキジャキギター炸裂でえらいかっこよく
『ダンス2000』とか新曲の『ロマネ(?)』とか
後半は尻上がりにいい感じになっていきました。
新曲の『We will Rock you』的ドンドンリズムでは
城戸くんのドラムが映えるなー。
「えー、僕らはふだんライブは5人でやってるんですけど
メンバーは4人で、サポートのキーボードがいて。
今日はちょっといなくて。」と
実は金澤くんのいないMCが不安で仕方ない様子の志村が
それでもがんばって毒舌を(笑。
そういえば、エンケンさんのパワーに影響されたのか
志村のボーカル、本日(珍しく)大変気迫がありましたよ。
今回、キーボード抜きではさすがに『茜色の夕日』はナシ。
終わってみると、なんかいい取り合わせだった。
先生と生徒みたいな。
・・・うーん、それのどこがいいのかうまく説明できないけど(笑。