銅版画講習2日目(最終日)に行ってきました。
今回はアクアチントという技法ということで
松脂の粉の入った箱の中にぎこぎことポンプで空気を送り込んで
銅板にたっぷり粉をまぶして腐食するとあら不思議。
漬ける時間で濃淡の黒ができるという仕組み。
しかしその濃淡のつけ方の手順に失敗し
薄いグレーにしたかったところが真っ白に(涙。
しかも色止めもインク乗せもかなり雑だったようで
仕上がり汚い・・・。
いやでも楽しかったですよー。
アートというより、工業体験的に楽しかった(笑。
危険物とかでかい装置とか・・・
それにしても、プリンターだのコピーだのに慣れきった身には
刷りの大変さはほんとこたえました。
銅板にインク乗せて限界までかきとって
その間に水に漬けておいた紙の水気を適度に吸い取って
きっちり印刷機に合わせてのせ、大きなハンドルをギリギリと・・・
時間すごいかかるし、重労働だし。
しかもちょっとインクの処理が甘いとすぐムラだの汚れだの出るし。
でもそのかわり、(原版がへぼくても)なんとも暖かい味が出るんですよねー。
銅板と紙とインク持っていけば、工房を700円で使わせてくれるそうなので
年賀状をつくろうか・・・とただいま思案中。でも数十枚刷るのは・・・(汗。